24 окт. 2011 г.

[Chechen rap] 2010/5/23





ニュース映像やネット集めて来たであろう自国の現状を代表する画像や映像を繋ぎ合わせただけの映像に母国語(時に移住先の言語)のラップを乗せた"だけ"のビデオ。こういうビデオを観て音楽的に、カルチャー的に「ヤバイ…」と感想を漏らす事(そうせざる得なかったけど…)にどれだけの意味が有るかはわからないんだけど、一般的な"報道"と同じように"知らされる"感覚。と、それら以上の説得力。「Hip Hopは黒人のCNNだ」っていうChuck Dの言葉を教えてもらったけど、まさにそういう事かもしれない。ラップ、音楽が出来る事に余裕のような部分も感じて(勘ぐりか…)しまったけど、そうしなければ「報道」として届かない、という切迫した危機感も同時に感じる。自分は現地の事を殆ど(こういうビデオがヤバいと思える程度しか)分かっていない、このエントリもヤバいカルチャーという部分を紹介してるに過ぎないし、"余裕"の部分に惹かれるのかもしれないのだけど…

彼らの殆どはフランスやドイツへの難民のようで、自国では内容的というより活動自体も厳しいのだと思うんだけど、"チェチェン・ラップ"で動画を探すと自国で活動しいていると思われるラッパーもみつかる。彼らのビデオには瓦礫の山や軍隊、兵士の代わりに、高級車や小ぎれいなスポーツ選手が出てくる。所謂欧米的なヒップホップ・マナーなのかもしれないけど、現在のチェチェン政権のように傀儡によるプロパガンダなんじゃないかと勘ぐってしまうし、音楽的にも"ぽい"だけのうさん臭さを感じた。それは私的バイアスによる誤解な気もするけど、背負わされたモノがカルチャーに還元される事実は有る。し、自分はそういうモノに惹かれてしまう。その後ろに有るものを掘るかどうかは人それぞれかもしれないけど、まず最初のフックとしては完全に間違いないし、カルチャーとしても報道としても凄まじい説得力が有る。


Wikipedia

チェチェン共和国

チェチェンの歴史







後で追記

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