8 окт. 2011 г.

MOSCOW CITY HARDCORE

「"西"のポピュラーミュージックには影響を受けていない」
「タフで鋭く大胆な音楽をプレイする」
「曖昧なリリックは書かない」

05年から10年まで活動していたロシア、モスクワのハードコアバンドWHAT WE FEEL
自国の状況に「何を感じるか」と問いかける音楽。
日本で音やビジュアルだけで判断しようとすると伝わり辛いかもしれないけど、辛辣なリリックと活動はファシズム、レイシズムに明確に抵抗する。
音楽としてのポーズでも無いし単なる反対でも無い、抵抗せざるえない状況での音楽。     





今年行われた再結成ライブの様子。
ステージとフロアを区別する必要の無い凄まじい盛り上がり。
完全に素晴らしいカルチャー。
その中でもステージ上のメンバーは全員バンダナで顔を隠している。



これは解散前の彼らのライブ写真だけど、ピットのキッズ達の顔も隠されている。

「この国ではファシズムは若者のファッションになった」と彼らが言うロシア。チェチェン住民の人権保護活動家や政府の政策を批判するジャーナリストが襲撃される事件も起こる中、ロシアのグラフィティ・ライターLOCO FOXのインタビューでも語られていたけど、彼らのようなバンドの活動もネオナチや警察の襲撃、妨害を受けている。

そんな状況で、1人のsharp skinsがライブ後に襲撃、刺殺されたところからネット上でも顔を隠さざるえない状況になった。
これにはアナキズム・ビートダウンを標榜するLVCLも彼に追悼の意志、ファシズムに抗議を表していたと思う。大きい敵、目標の前では出発点、バックボーンを超えて共闘出来る。ということを力強く感じた。

モスクワのハードコアバンドのメンバーが集まって結成されたラップグループ、Moscow Death Brigade「ドラッグやビッチ、フレッシュなスニーカーについて俺たちは歌わない、俺たちは自分たちの現実、現代ロシアの問題…貧困、汚職、警察による残虐行為、子供の薬物中毒と民族紛争について歌う」という彼らも明確に反ファシズムを掲げて活動している。彼らも殆ど顔を出さなくてネット上にも殆ど写真や動画がないのだけど、WHAT WE FEELのボーカルもMCの1人。リンク先の動画を観るとラップとハードコアの違いも感じないWHAT WE FEELとほぼ同じ全ガロングスタイルのライブ。現在はこちらの活動がメインのようだけど、そのMDBのANTIFAの集会でのライブ。襲撃に備えながら金属探知機をくぐり抜けた後に参加する集会。ここでもMDBは勿論参加者の多くも顔を隠している。その中での盛り上がるライブ。参加者も含めて危険を感じながらも集まる、彼らのパフォーマンスを見に来る事は彼らの主張に賛同する事で有るし、同じ敵に対して共闘すると宣言するということになる。


 

これは数年前の映像で顔出してる。
彼らのライブはネットで観る限りいつでも盛り上がっている、特にシンガロングはやはり凄まじい。ネオナチや警察からの襲撃を受けるか分からない状況で音楽を通して集まり主張を共有する。(それを共有する為に集まるのかも)共に歌い声を上げる。ライブ、音楽を楽しみに行く事がイコールで良くも悪くもデモンストレーションになってしまう状況…
バンドとオーディエンスと言う関係よりもこれは同志という表現がしっくりくるかもしれない。シーンやムーブメントというより、凄まじい状況でのカルチャー。





Russian underground answerというタイトルが付けられたこの動画の冒頭にもWHAT WE FEELが登場する。彼らの音楽をバックに映される"逆に"ネオナチを襲撃する映像。彼らの心情を理解する事は出来るけど、"やられる前にやる"という行き過ぎたようにも感じる自衛にはやはり危険なものも感じる。
その"危険"な行動をするしか無い状況がまず危険だという事も理解できるけど、"ここ"から簡単に同調することは難しいかもしれない。
それ自体が戦う音楽、それが直接的な暴力を煽ってしまう。
それが望まれた効果なのか、もうここからは判断出来ない。
するべき行動とせざるえない行動とそれを超えた行動…


*


どうしても重ねてしまうのは、もうしょうがないと思うっす。

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