モスクワのハードコアバンドのメンバーが集まって結成されたラップグループ、Moscow Death Brigade「ドラッグやビッチ、フレッシュなスニーカーについて俺たちは歌わない、俺たちは自分たちの現実、現代ロシアの問題…貧困、汚職、警察による残虐行為、子供の薬物中毒と民族紛争について歌う」という彼らも明確に反ファシズムを掲げて活動している。彼らも殆ど顔を出さなくてネット上にも殆ど写真や動画がないのだけど、WHAT WE FEELのボーカルもMCの1人。リンク先の動画を観るとラップとハードコアの違いも感じないWHAT WE FEELとほぼ同じ全ガロングスタイルのライブ。現在はこちらの活動がメインのようだけど、そのMDBのANTIFAの集会でのライブ。襲撃に備えながら金属探知機をくぐり抜けた後に参加する集会。ここでもMDBは勿論参加者の多くも顔を隠している。その中での盛り上がるライブ。参加者も含めて危険を感じながらも集まる、彼らのパフォーマンスを見に来る事は彼らの主張に賛同する事で有るし、同じ敵に対して共闘すると宣言するということになる。
Russian underground answerというタイトルが付けられたこの動画の冒頭にもWHAT WE FEELが登場する。彼らの音楽をバックに映される"逆に"ネオナチを襲撃する映像。彼らの心情を理解する事は出来るけど、"やられる前にやる"という行き過ぎたようにも感じる自衛にはやはり危険なものも感じる。